そもそもソルゴー栽培を始めたのは、水田を自然農の畑に転換(参考:「水田から自然農の畑へ~畝立-その1」)した際に隣接水田の農薬飛散のバリアーにするのが目的の一つでした。何せ農薬散布は専用機械であったりラジコンヘリなどで行われますので、風向きによっては我が畑にも流入してしまうことがあります。そこで背の高い作物であり、隣接水田からの水の流入等による湿潤な環境でも生育できることからソルゴーにしたのでした。
ソルゴーを栽培していると道行く人からこれ何ですかと良く尋ねられます。ソルゴーですよと言っても皆さん「ふーーん」と不可解な顔をされるのですが、高粱ですよ言えば「そういえば戦時中よく食わされたもんだ」と話が弾みます。あまり長話になると仕事が捌けませんので、話好きの方にはソルゴーとだけ言うようにしております(笑)
話を元にもどしますと、その後、本来の目的に加え、風よけや西日避けの為にも栽培するようになりました。更には深根性で吸肥・吸水性に優れておりますので緑肥としての活用もできますので毎年栽培するようになりました。
次の画像は西日避けに植えたものです。奥の方に里芋、生姜、茗荷などを栽培しています。

次の画像は風よけに植えたものです。当地では天山降ろし(?)の北東風が結構強く吹きます。道路を挟んだ水田では年2回ヘリ防除が行われますので、農薬のドリフト防止にも役立ってくれるものと思います。

重みで倒れているものもあります。

本来の目的からは外れてしまうのですが、この種子を食用に出来たらと思ってしまったのです。戦時中の話では硬くて、不味くて喰えたものではなかったというのですが・・・。しかし、現在は健康の為とか言って雑穀米だの五穀米だのを食べている私です。もしかしたら美味かも知れない。百聞は一見に如かずというではないかということで試食してみる一大決心をしたという次第です。
先ずは穂先を摘み取ってみました。節のところから簡単に折れますが、量が多くなれば剪定挟みなどを用いた方が良さそうです。

後は暫く乾燥させて脱穀します。ここまでは比較的簡単にできると思いますが、問題は種子の硬い殻をどうやって取り除くかです。米で言えば籾摺りの作業に当たります。すり鉢に入れて摺こぎでゴリゴリやれば出来るそうですが、こればかりはやってみなければ分かりません。
少量ならばこれで何とかなりそうですが、大量になったら久々に千歯扱きに登場してもらいましょうか!?
殻を取り除いたものは雑穀米に混ぜるとか粉にして調理するとか色々と活用法を探ってみたいと思っています。粉にするには以前ご紹介した「製粉機」が活躍してくれると思います。
さてどうなることやら、乞うご期待ということで!!!
<参 考>