山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トーク

本と雑誌

世界の名著~諸子百家

責任編集 金谷 治 「世界の名著 10 諸子百家」 中央公論 奥付を見ると昭和41年7月20日初版発行とあります。元々本書は亡父の蔵書を頂戴したもので、折に触れて手にして読み返しておりました。 本書は、先ず諸子百家の全体的な解説があり、これだけを読んでも…

「いかにして問題をとくか 実戦活用編」

芳沢光雄著「いかにして問題をとくか 実戦活用編」丸善出版 以前投稿した「いかにして問題をとくか」を購入する際に本書が紹介されていたので同時に購入してみました。 本書のまえがきにもありますが、 ー以下引用ー 「いかにして問題をとくか」では、数学の…

「いかにして問題をとくか」

G.ポリア著 垣内賢信訳「いかにして問題をとくか」丸善出版 初版は1954年で私が生まれる数年前です。その後1964年に追補版が刊行され、基本的にはこの内容のままであるとのことです。 本書を知るきっかけとなったのは次の動画です。 www.youtube.com ヨビノ…

おいしい雑草図鑑

畑に食べられる野菜が無い時期が往々にしてあります。でも雑草が生えていない時期はありません。例え畑に雑草が無い時期があったにしても、道端やあぜ道、里山、耕作放棄地などいたるところに雑草は生えています。 雑草食については以前から関心があり「除草…

「戦艦大和ノ最後」

前々から読もうと思っていながら漸くにして入手しました。 本書を読もうと思った切っ掛けは1980年にNHKで放送されたNHK特集「散華世代からの問い~元学徒兵吉田満の生と死」を視たからです。その頃は多忙を極め読まず仕舞になっていたのですが、昨年当該番組…

「Newton 3月号」~第2特集 土はすごい

先月号に続いて今月も購入しました。というのも第2特集の”土は凄い 5億年かけて進化した「地球の特産物」”に惹かれたからです。 百姓の私にとって土(土壌)は一番根源的なものであり、究極の学びの対象なのです。これまで色々な書籍で勉強してきたつもりで…

「Newton 2月号」~特集 量子力学100年

Newton誌を久々に手にしました。というのは特集に惹かれたからに他なりません。本特集により、量子力学誕生前夜(前期量子論)に始まり、量子力学誕生(1925年の行列力学、1926年の波動力学)から量子コンピュータなどの最新動向に至る100年の概観を知ること…

「はじめまして数学」

数学・物理を基本から学びなおそうと思って購入した「はじめまして物理」の数学版です。 「自然数を追え、無限を掴まえろ」「ベクトルをまわせ、ドミノを倒せ!」「二階建ての数「分数」の世界」の三部構成になっており、基本の基本から学びなおしができそう…

「オイラーの贈物」

ノーベル賞物理学者ファインマンをして「人類の至宝」と言わしめたオイラーの公式。この公式をテーマに500ページに渡り語りつくすこの本に先ずもって興味を惹かれました。 おそらく数学の多くの分野がこの公式に収斂していく様を見事に記されているのでは…

「はじめまして物理」

昨年の暮れから量子力学を一から学びなおし(参考:「量子力学の奥深くに隠されているもの」)てみようと思い立ったのですが、やり始めたらもっと基本から学びなおさなければならないことを痛感させられました。 ということで「虚数の情緒~中学生からの全方…

「靖国神社の緑の隊長」

戦後生まれの私ですが先の大戦のことは身近な人から多くのことを聞かされて育ちました。私の大叔父は硫黄島で、連れ合いの伯父はビルマで戦死しております。当然のことながら、どのような最後であったのかもわかりませんし、亡骸は野ざらしにされていたと思…

「「昭和天皇実録」にみる開戦と終戦」

先月亡くなった半藤一利さんは歴史探偵として知られ「日本のいちばん長い日」など多くの著作があります。 「文藝春秋」の今月号でも特集が組まれており、興味深く読ませていただいたところです。 私は教科としての歴史はあまり好きになれませんでしたが、社…

「量子力学の奥深くに隠されているもの」

学生時代に一所懸命に学んだ量子力学でしたが社会人になってからは縁遠いものとなっておりました。 ここ数年、量子コンピュータや量子テレポーテションなどといった耳慣れない言葉を見聞きするようになりました。 そこで最新の知識を得ようと思い本書を手に…

「虚数の情緒~中学生からの全方位独学法」

とある方の書斎の本棚で見つけた分厚い書籍でタイトルに魅かれて購入してしまいました。1,000ページを超える大作です。他にも読んでいる本があるので何時までかかるか分かりませんが読破したいと思っております。 吉田武著 「虚数の情緒~中学生からの全方位…

「世界一わかりやすい英文法の授業」

以前ご紹介した「やりなおし中学英語」が大変良かったので、 関正生著「世界一わかりやすい英文法の授業」KADOKAWA発行も購入しました。 併せて、 関正生著「英単語Stock3000」文英堂 関正生著「英単語Stock4500」文英堂も同時に購入しました。 当面原書を読…

「やりなおし中学英語」

英語を一から学び直そうと思いYouTubeを視ていたら、「世界一わかりやすい中学英語の授業」というのを見つけました。これがなかなか良くて、早速この書籍を購入しました。 パラパラとページをめくってみましたが、単なる読み物としても面白そうです。ちょっ…

「天災から日本史を読みなおす」

今年の漢字にも「災」が選ばれたように、昨年(1918年)は多くの自然災害にみまわれました。マスコミではこのような自然災害が発生すると地球温暖化の影響ではないかと喧伝しております。あるいは千年に一度の大災害だからとか、想定外の事象が発生したのだ…

「ボウリング絶対上達」

このところリーグ戦のスコアが思わしくなく、とうとうアベレージが180を切ってしまいました。これと言って不調でもないのですが・・・。 このような時には初心に戻れということで、買ってみたのが本書です。 矢野金太監修「劇的にスコアがのびる! ボウリン…

「歴史と戦争」

学校教育であまり扱われてこなかった近現代史ですが、私はとても興味があります。特に先の戦争に至った理由を知りたいと思っております。というのも私の親族で戦死された方々があり、そのことが遠因して私の人生にも少なからず影響を及ぼしているからです。 …

「司法卿 江藤新平」

今年は明治維新150年とかで、新聞の佐賀県版でも佐賀の七賢人といった記事が度々掲載され、ここ佐賀においても静かなブーム(?)となっております。 それとは全く関係なく、急に思い立って 佐木隆三著 「司法卿 江藤新平」 文藝春秋 を読み直そうと思い久々…

「経済数学の直観的方法-確率統計編」

買っちゃいました。先日ご紹介した「経済数学の直観的方法-マクロ経済学編」は、まだ上級編を読み込んでいる最中ですが、なかなか面白く大変興味深く感じましたので、「確率統計編」も入手しました。 長沼伸一郎著「経済数学の直観的方法-確率統計編」講談…

「経済数学の直観的方法-マクロ経済学編」

随分と前に「株価予測は可能か?」といったタイトルで書いておりますが、株価予測の可能性について私は懐疑的に考えております。記事はそれこそ直観的に思ったことを綴っただけで、何の根拠も裏付けもありません。浅学の身ではそのことを論理的に説明するこ…

「高校数学の美しい物語」

この頃になってやっと数学の面白さが分かりかけてきたように思います。少々遅きに失していると思われますが・・・。 マスオ著「高校数学の美しい物語」SB Creative 深遠な数学の世界を少し覗いてみたいようなみたくないような。まぁ、この程度に収めていた方…

「ベアボーンボウリング」

この頃、ボウリングのアベレージが低迷しておりますので、藁にも縋るつもりで購入してみました。ブライアン・ボス著 タナカ・スミエ訳 「ベアボーンボウリング」ベースボール・マガジン社 以前、アーチェリーに行き詰まっているときにも「Archery Anatomy: A…

「科学の発見」

カバーの見返し部分に書かれていた「ギリシャの「科学」はポエムにすぎない。物理こそ科学のさきがけであり、科学の中の科学である。化学、生物などは二等の科学だ。数学は科学ではないー。」といった過激な表現に魅かれ購入しました。 スティーヴン・ワイン…

「本物の英語力」

文藝春秋(五月号)の巻頭言に鳥飼玖美子さんの「英語格差」と題する一文が掲載されておりました。その中で本書が紹介されておりましたので購入してみました。 鳥飼玖美子著「本物の英語力」講談社現代新書 鳥飼玖美子さんといえば、同時通訳の草分け的存在…

「アインシュタイン論文選」

新聞の書評につられ購入しました。 ジョン・スタチェル編、青木薫訳 「アインシュタイン論文選」 筑摩書房 本書には、1905年にアインシュタインによって発表された5つの論文の原文(日本語訳)が掲載されております。その他、若き日のアインシュタインの性格…

「雑草のはなし」~見つけ方、たのしみ方

以前、ご紹介した「植物はすごい」の参考文献中に同著者による面白そうな書籍があったので、さっそく取り寄せてみました。 田中修著 「雑草のはなし」中公新書 巻頭から32ページに及ぶカラー写真の数々。とても雑草とは言えないような美しさです。 雑草と言…

「植物はすごい」「昆虫はすごい」

文藝春秋十二月号に「昆虫と植物、どっちがすごい?」という記事が掲載されておりました。今回ご紹介した書籍の著者による対談ですが、これがとても面白く興味をそそられましたので早速取り寄せてみました。 百姓にとって作物である植物や昆虫は身近な存在で…

「新ふるさとの歴史~小城の歴史と文化~」

小城町郷土史研究会編集「新ふるさとの歴史~小城の歴史と文化~」小城町教育委員会発行 この書籍は平成4年3月31日発行のもので市販の書籍ではありません。学校の副読本か何かだと思われます。チラ見ですが小城の歴史の概略を知るには最適かなと思います…