健康ボウリングのリーグ戦などに定期的に参加するようになると負けたくない気持ちからスコアを上げたくなります。そこで自己流で練習し、アップダウンはあるものの徐々にハイスコアが出るようになります。そうすると取り敢えず200アップしたくなるでしょう。私の場合はボウリングを始めて10ヶ月程してからでした。(参考:「初200アップ」)この時は滅茶苦茶嬉しかったと記憶しております。健康クラブリーグ戦のアベレージは140台程度ですが、それでも200アップすることができるのです。
200アップを達成すると次なる目標はアベレージの向上でしょうか。そうすると自己流の練習では中々目標を達成することできません。ということでセンターで定期的に開催されているレッスン会に参加したりして投球技量を向上させようと試みるようになります。この時、注意しなければならないのがレッスンの指導者です。それこそピンキリです。一応何々級インストラクターなる資格を持っていらっしゃいますが、ご自身の投球技量はあっても、個々のボウラーの特徴を把握して適切な指導が出来るかどうかは別問題です。最初はそのようなことは分からず、時間の都合の良いレッスン会に参加することしかしておりませんでした。プロのレッスン会ともなると敷居が高く感じられ、元々日程的に合わなかったこともあり参加できずにおりました。その間、YouTube動画などを参考に自己流+レッスン会で練習を重ねていきました。当時のアベレージは長期間160~170台で推移しているような状況でした。
そこで意を決して、プロのレッスン会に毎週通うことにしました。私の場合、かなり遠回りしてしまいましたが、そこで藤川大輔プロに巡り合ったのが幸いでした。個々人の特徴やレベルに応じて適切なアドバイスをいただけます。これまでボウリングを続けてこられたのは藤川プロのご指導の賜物と感謝しております。
閑話休題。アベレージがアップしてくると試合でも勝てるようになるし、それこそボウリングが楽しくなります。ストライク率やスペア率が向上し、ハイスコアを更新したり、ハイシリーズを更新したりする日々が続きます。そうすると増々練習に積極的に取り組むようになりアベレージが向上するという好循環が生まれます。この時期には、パーフェークト達成や800シリーズ達成も夢ではないと思えるかも知れません。
ところがアベレージが180位で大きな壁にぶつかることになるのです。そして次にくるのが200の壁でしょうか。私自身、未だに200の壁は乗り越えることができておりません。それでもこの間ハイゲーム286(2023年)とハイシリーズが736(2025年)が出ております。
ハイシリーズはまだまだですが、パーフェクトゲームはもしかしたら達成できるかも知れません。
パーフェクトに関しては競技会などでは9フレームまで連続ストライクを出した場合に「9コール」といってセンター内にアナウンスが流されることがあります。そうすると皆さんの注目を浴びるようになります。時にはアナウンスがより緊張を高めるような意地悪に近い内容であったりすることもあります。初9コールの時には、それこそ膝が諤々となるような緊張感を憶えました。この緊張に耐えてこそパーフェクトの栄冠を得られるのでしょう!
このようにパーフェクトや800シリーズの夢を追いかけたり、ハイスコアやハイシリーズなどの自己記録の更新はボウリングに対するやる気を起こしてくれる大いなる原動力であると思っております。
<参 考>







